家出人調査1

近年の家出・失踪状況について

平成28年全国の警察が受理した家出人捜索願の件数は84,850件で、性別では、男性が54,664人で64.4%、女性は30,186人で35.6%で男女の比率は過去10年同じ比率です。成人・少年では成人が66,600人で全体の78.5%を占めています。年齢別では「19歳以下」が18,250人で21.5%を占め、次いで「20歳代」16,038人で21.5%、「30歳代」10,495人で12.4%、「40歳代」8,769人で10.3%、「50歳代」5,649人で6.9%、「60歳代」5,942人で7.0%、「70歳代」9,589人で11.3%となっています。特筆すべきは、平成24年以降70歳代以上は、5年間増加し続けています。
原因・動機別では、「疾病関係」が21,852人で25.8%と最も多く、このうち認知症若しくはその疑いによる人は15,432人(18.2%)と5年間増え続けています。次いで「その他」で分類される遊び癖や放浪癖などのある方が19,340人で22.8%、次いで「家庭関係」が16,142人で19.0%で微減傾向、次いで「不詳」が13,776人16.2%、次いで「事業・職業関係」が9,103人で10.7%、そして「異性関係」・「学業関係」「犯罪関係となっています。しかし、お気付きと思いますが「金銭の貸借」というものがありません。
ですが、どの項目にも大小様々な金銭が絡んでいることは間違いないでしょう。
平成18年以降は8万人代を横ばい状態で推移していますが、へいせい26年以降は右肩上がりで増加しています。     当然、届出がされていないケースもあり、平成16年中に捜索願はなされていないが、所在確認ができた家出人3,685人もいます。年間約85,000人、1日平均233人の方々が家族や友人に相談も出来ずに消息を絶っています。

平成28年年度中に行方不明者の所在確認が出来た態様別に見ますと、警察活動(第3者による通報含む)により発見された数36,428人(43%)、死亡確認3,771人(4%)、帰宅確認(自力帰宅又は、保護者及び探偵等による行方不明者発見、警察活動以外での所在確認・判明)35,892人(43%)、その他7,774人(9%)の内訳内容となっています。       尚、行方不明者の所在確認までの期間を見てみますと、当日に所在確認34,603人で41%、2日~7日迄に確認27,177人で32%の計73%の数字が示す通り初期対応による良い結果もでています。後2週間迄が 4%、1か月迄が3%、3ヶ月迄が 5%、その後半年・1年・2年の経過が約2~3%となっていますが、あきらめずに長期スパンにて探す事も重要な要素となります。


※あなたの大切な御家族・友人・知人は大丈夫ですか?

 

消息を絶っているだけでも心配でならないでしょう!

全国の警察で所在が確認された家出人も当然いらっしゃいます、しかし、捜索願を提出しても、事件性がない限り、警察は原則として、民事不介入がルールとしてあり、家出人捜索になかなか着手出来ないのが現状です。では何故、警察で確認が出来たのか…?
それは、警察が動かなければならない状況があったからです。
「犯罪の被害者・被疑者」「自殺」…!
悲しい限りです。誰かが後1週間・24時間もしかしたら1時間でも早く見つけていれば、被害者にも被疑者にもならずにすんだかもしれません。

 

家出・失踪のきっかけ

01.短絡的

小・中・高校生の場合、親に叱られたという理由が多く、親に心配させてやろうという気持ちから、最近良く耳にする「プチ家出」という軽い気持ちで、本人も深刻になっていない。
高校・大学生の場合、勉強や受検の苦しみから逃れる為や、異性関係とうまくいかない為、一時の享楽「もっと遊びたい」「自由になりたい」という理由がある。
中高年の場合、「なにごとにも嫌気がさして」「だれも知らない所に行きたい」「責任を負いたくない」など一時の無責任な感情で、大体は家出した後に後悔している。

02.突発的

事業・職業の場合、経理や営業に多く、監査などが入る情報により、事実が明らかになった時を考え逃亡する。異性関係の場合、会社内外の不貞行為が発覚し、相手の配偶者から問い詰められ、責任も負えない為、家に帰らなくなり、会社にも行けなくなる。
疾病の場合、検診で思わしくない結果であった場合などに、自己判断で重病と思い込み、悲観的になり、自殺の可能性もありうる。残された家族のことを考えず突然に家出をする。

03.計画的

異性関係の場合、愛人の所に理由を付けて泊まるようになり、やがて家に帰らなくなり、本人、浮気相手は二人で計画して家出(駆け落ち)をする。新しい土地で新たな生活をしようというつもりであり、離婚の意思は固い。

プチ家出(短期間の家出)

最近、「プチ家出」という言葉で、家出を安易に考えるケースも目立っています。親御さんも「そのうち帰ってくるだろう」と高をくくっていると思います。しかし暴走族・暴力団などの組織犯罪や、麻薬・大麻・脱法ドラッグなど危ない道に引っ張られ犯罪・事件に巻込まれる危険も高く家族に大きな痛手を負わせかねません。その上、携帯電話の急激な普及により、少年・少女が出会い系サイトにより精神的・身体的な障害を受ける事例も増えている為、手遅れになる前に調査・発見をお勧め致します。

調査依頼時の情報項目

・誰に対して残されたメッセージがあったか

・普段の生活でヒントになる場所、気になる場所を言っていなかったか

・お子さんが使用した電話やパソコンの履歴を確認する

・使える(持出せる)お金はどのくらいあるか。

・移動手段はなにがあるか

・同行者がいそうかどうか

・服装や荷物はどのようなものか

・家出した時の時間をできれば明確にする

・家出後の目撃者がいないか確認する

・部屋に手がかりになる物(メモ・日記・レシートなど)はないか

プチ家出の場合、罪の意識が低い為、自らの意思で行方をくらます大人より、手がかりを残す可能性が高いのです。調査をご依頼頂く前に捜索願の提出をお勧め致します。

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